感温・示温印刷は特定の温度帯で、発色と消色を繰り返すように色調が変わるインキを使用した機能性印刷です。
主な用途としてはオフセット印刷された絵柄の上から印刷することで、温度変化によって浮かび上がらせたり消したりといった演出が挙げられます。
感温変色物質を含んだインクを用いて印刷しており、冷蔵庫や氷水などで冷やすことで色が変化する『コールドタイプ』や、息や体温で色が変化する『ウォームタイプ』、熱湯やドライヤーの熱で色が変化する『ホットタイプ』と大きく分けて3種類があり、様々なアイデア商品に使われています。
よくあるご質問
- 印刷可能な素材を教えてください。
- 紙・プラスチックなどに印刷可能ですが、インキ吸収力の高い材料では、効果が低くなる可能性があります。
また、耐光性に劣るため、直射日光下での使用用途はお避け下さい。 - データ作成時の注意点はありますか?
- 印刷部分は断裁線や折り線から2mm以上よけてください。
- 色や温度の指定はできますか?
- 用途に応じて仕様の変更は可能です。詳細はお問い合わせください。