他のページにてご紹介している印刷技術の他にも、スクリーン印刷は様々な印刷加工が可能です。
コインや爪で削ると印刷した文字や絵柄が現れるスクラッチ印刷。
インキ内にラメ粒子を混ぜることで光を反射しキラキラとした表現ができるラメ印刷。
香料カプセルを混ぜ込んだインキで印刷し、その部分を指でこすると香りが広がる香料印刷。
弊社ではこれらに代表される機能性を付与する機能性印刷を得意としております。
スクリーン印刷とは
スクリーン印刷は、大小の孔の開いた版を作り、それらの孔からインキを通して印刷する、孔版印刷の一種です。
元々は絹（シルク）の紗・網の目（スクリーン）を用いた版を印刷に使うことから、シルクスクリーン印刷と呼ばれています。現在では絹を使用せずに、ナイロンやテトロン繊維を用いるため、単にスクリーン印刷とも呼ばれることもあります。
スクリーン印刷の特徴としては、他の印刷技術に比べてインキ層を厚くすることが得意なため、インキの隠ぺい性が高く、下地の色に左右されづらく、より鮮やかな色彩表現が可能なことが挙げられます。
さらに、インキの種類も様々なものがあるため、高加飾な特殊な風合いの表現や、インキに高機能性の付与も可能です。
また、スクリーン印刷は耐光性、耐摩擦性、耐熱性に優れ、その優れた耐候性から屋外ステッカーや屋外看板などにも用いられます。
